【シミュレーション】100万円を銀行でおまとめ目的で借りるとしたら・・・返済額を実際に計算してみた
銀行カードローンを使ったおまとめ、
そこには「低金利で利息の負担が少ない」という大きなメリットがあります。
利息の負担が少なければそれだけ元金充当額の割合が大きくなるため返済が進みやすくなります。
こちらで銀行カードローンでのおまとめについて特徴をまとめています。
返済額への注目を忘れていませんか
各銀行カードローンでは借入残高に対して最低返済額を決めています。
最低返済額とは
最低限返済しなければならない金額でありそれ以上の返済は自由です。
大手銀行カードローン各社の返済額は最低返済額です。
おまとめをするのであれば最低返済額にも注目して負担のない金額も考えなくてはなりません。
例えば100万円で借入をした場合、各社の返済額はどのようになっているのでしょうか。
また、その最低返済額によって「返済回数」「利息の総額」「総返済額」はどのように違いがあるのでしょうか。
各銀行カードローンの金利と返済額によって、
返済回数には大きな違いがあります。
ポイント1 オリックス銀行とバンクイックの金利と返済額の関係
オリックス銀行とバンクイックは100万円借入時の最低返済額は同じ2万円です。
ところが金利に違いがあります。
それによって返済回数が9回の差があります。
また金利と返済回数の違いにより支払う利息の総額が167,381円の差がでてきました。
ポイント2 三井住友銀行カードローンの返済額は低いけれど
三井住友銀行カードローンの100万円借入時の最低返済額は15,000円とほかのカードローンと比べても低く設定されています。
低く、とはいってもわずか5千円です。
ところがこれが後々に大きく影響をしてくることがわかります。
三井住友銀行カードローンよりも金利が高いバンクイックよりも、支払う金利が格段に高いことがわかります。
バンクイックと三井住友銀行カードローンで支払う利息の差は230,684円です。
ポイント3 返済額を重視することもある
ただし返済額が負担になれば結局は返済ができなくなり借入によって返済をまかなうことになりかねません。
つまり自転車操業の状態です。
これでは返済は長くなる一方であり、得策とはいえないでしょう。
返済回数が増えて、利息の支払いが大きくなっても毎月の負担を軽減したいこともあります。
返済回数を調節するとどう変わる?
それぞれの銀行カードローンで返済回数を考えた場合、どのように違いがあるのかをみてみましょう。
ポイント1 返済回数を調整すると利息が変わる
各社、返済回数を揃えただけで「利息の総額」に大きな差がなくなりました。
ポイント2 現在の返済総額と比較する
現在の他社から借入で返済総額はいくらでしょうか。
その金額に大きな負担がなければ今後の返済額の調整も検討する必要があります。
金利よりも重要だった返済額
金利の比較をすることが何よりも重要だった、それがこれまでの通説です。
ところが実際に利息の計算を比較してみると
「返済額の調整が利息にも影響する」ことがわかりました。
何よりも重要になるのは毎月の返済額を考え直して返済回数を調べることです。