クレジットカードのリボ払いは何が危険?
現在、クレジットカードの発行は2億枚を超え一人一枚の時代ではなくなりました。
一方でクレジットカードを所有していない方もいることから考えても用途に合わせて3枚4枚と持っている方も多いでしょう。
クレジットカードは「リボ払いが危険」と言われています。
その理由は何でしょうか。
消費者金融でも銀行カードローンでもリボルビング方式は採用されています。
違いがあるのでしょうか。
消費者金融と銀行カードローン、これらはリボルビング返済方式ではあるものの詳しく分類をするとさらに分かれています。
多くの場合は「残高スライドリボルビング返済方式」です。
つまり、借入残高に応じて返済額が変動することになります。
一方でクレジットカードは「リボルビング払い」です。
ここには正しく理解しなければならない理由があります。
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リボルビング払いとは?
クレジットカードには支払い方式が様々あります。
・翌月一括払い(1回払い)
・分割払い
・ボーナス一括払い
・リボルビング払い
この中の一つがリボルビング払いであり、クレジットカードに申し込みをすると強く勧められる支払い方式もリボルビング払いです。
リボルビング払いとは、毎月の支払額が一定額になる支払方法です。
基本的には残高が増えても減っても支払額は固定のまま変動はありません。
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メリット
毎月の支払額が一定額となるため支出の計画が立てやすい。
デメリット
支払額が変わらないことで残高が増えていることが分かりづらくなる。
そのため知らないうちに支払い残高が増えており、支払期間が延びていつまでも支払が終わらないこともある。
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支払いの状況が分かりづらいリボ払い
支払いをリボ払いにする方法はいくつかあります。
クレジットカード会社によってリボ払いの仕組みには異なりがあるため必ず「契約時に確認」することが必要です。
①事前登録型リボ
支払方法をリボ払いに登録しておくと、買い物はすべて自動的にリボ払いになります。
②リボ払い専用カード
支払方法はリボ払いしか用意されていないカードです。
③店頭選択型リボ
買い物の支払い時にその都度支払方法が選択できます。
④あとからリボ変更
利用した後で、利用者がクレジットカード会社に連絡をしてリボ払いに変更します。
さまざまなリボ払いの方法があるため、申し込み時に必ず確認しましょう。
今、クレジットカードは買い物に行くと大々的に勧誘を行っていることも少なくありません。
その場で受け取れるプレゼント、キャッシュバック、大きな特典、いずれもうれしいものばかりです。
しかし知らなければならない「リボ払いの仕組み」について詳しく確認してからにしましょう。
今日だけの特典、今日まではお得。
そんな言葉が気になるのはわかりますがそれ以上のを損をすることになりかねません。