キャッシングを利用するその理由は?統計から見るキャッシング事情
株式会社日本統計センターが調査結果を公開しています。
貸金業利用者に関する調査です。
統計からみる利用目的
ここに消費者金融を3年以内に利用した方356人に対する調査結果があります。
見えてくるさまざまな傾向があります。
ポイント1 生活費のための借り入れが半数近い
全体的に見てもっとも多い借り入れ理由は「生活費の不足を補う」ためとなっています。
実に半数近くが生活費のために借り入れをしています。
キャッシングは「継続しない資金使途」であることが非常に重要です。
今月生活費として借り入れをしたのであれば、来月も同じように生活費が不足し借り入れなければならない状況になる可能性は高いものです。
それどころか来月には今月の借り入れに対する返済が加えられています。
キャッシングを失敗しないコツ
①継続しない資金使途
②利息の計算方法を知り計画的な返済をする
さらに掘り下げてみると生活費の補填をするための借り入れが半数を大きくいくつかの傾向が見えます。
収入と支出のバランスがうまく取れていない状況でしょう。
・年収300万円以下
・個人事業主
・派遣、契約社員
・パートアルバイト
・学生
これらの属性の方は生活費としての借り入れが半数を超えています。
ポイント2 年収が高くなるほど資金使途に変化が
年収が高くなると資金使途が「子供の教育関連」や「住宅ローンの支払い」などその理由に変化が出てきます。
いずれも少額では済まない資金使途になることが想像できますが、
金利の高い消費者金融では計画性がなければ返済が困難になります。
本当にその理由は大丈夫?
こうして実際に統計を見てみると「その収入とその理由で大丈夫だろうか」という不安がでてきます。
客観的にみると適切ではないことも想像ができるでしょう。
今、借り入れをしたい理由は何でしょうか。
それが適切なものかどうか、「継続しない資金使途」であることを確認しましょう。