消費者金融の平均金利を公開!見えてきた最大手
消費者金融の金利は実際にはどの程度の金利が適用されるのでしょうか。
実は金融庁が公開している業態別貸付金利があります。
ココは覚えておこう!
消費者金融を利用するときには「上限金利が適用されるもの」として計画をしなくてはなりません。
金融庁発表の平均金利を公開しますが、それはあくまでも全国平均です。
上限金利が適用されると考える理由
消費者金融の適用金利は「どれが適用されるのかわからない」という実情があります。
銀行カードローンの金利は融資限度額に応じてあらかじめ決められていますが、
消費者金融の金利は審査が行われて初めて金利が決まります。
つまり、事前に金利を予想することはできないということです。
少額のキャッシングであれば金利による利息の差はそれほど大きなものではありません。
しかし、30万円、50万円など大きな金額となれば金利による利息の差は大きくなるため
18.0%で計算したのか15.0%で計算したのかでは計画に大きなズレが生じてしまいます。
消費者金融を利用するときには必ず上限金利が適用されるとして計画を立てましょう。
金融庁公開!貸付金利はどのくらい?
平成27年3月末の貸付金利です。
いずれも15.0%台となっています。
もちろん平均といっても大きな違いがあります。
さらに詳しくみてみましょう。
最も多いのはやはり16%超~18%以下です。
多くの消費者金融が上限金利を適用していることがわかります。
また18%超~20%以下もついで多くなっていますが大手消費者金融以外では上限金利が20%が多い傾向にあるためやはり上限金利適用ということでしょう。
そして注意しなければならないのは、20%を超えた貸付をしている業者も未だにいるという事実です。
こちらを見てもわかるように上限金利は20.0%までと決められています。
極少数ながら高金利の貸付が存在している事実、
やはり大手消費者金融から選択しなければならない理由がわかります。
ただし注目したいのは金利だけではありません。
大手、大手以外。
ここにおもしろい現状を見たのではないでしょうか。
大手消費者金融が極端に少ない
貸金業者全体で見てみると、その数は年々減少しています。
消費者金融の数は444、
その中で大手とされているのはわずかに6社しかないという事実です。
消費者向無担保貸金業者の大手とは、「貸付残高500億円超の業者」とされています。
こちらもみてみましょう。
500億円超の貸金業者が大手、
その中で5,000億円を超す最大手が2社あることもわかります。
それがSMBCコンシューマーファイナンスのプロミスと、アコムです。
プロミスの詳細はこちら
アコムの詳細はこちら
一概に大手消費者金融といわれてもピンとこなかった方も多いかもしれません。
実際に大手の理由を見てみるとどうでしょうか。
消費者金融を利用するなら大手、しかも最大手に限ると考えている方がどれほどいるのかがよくわかります。