消費者金融のおまとめローンの特徴とは?金利・申し込み方法は?
消費者金融では専用のおまとめローンを用意していることがあります。
貸金業者である消費者金融は、貸金業法に基づいたローンです。
もちろん総量規制の対象となり、年収の3分の1までの借入に制限されています。
専用のおまとめローンは総量規制の縛りがありません。
ココは覚えておこう!
消費者金融のおまとめローンは総量規制に基づいています。
総量規制には例外がいくつかあり、その中の一つがおまとめローンです。
年収の3分の1までという制限がなく、おまとめができます。
総量規制について詳しくはこちらで解説しています。
そもそも総量規制の範囲内では?
総量規制では貸金業者からの借入は年収の3分の1までと決められています。
つまり、消費者金融からの借入は総額でも年収の3分の1までに抑えられているはずであり、「総量規制の例外となるおまとめ」の必要はないと考えられるでしょう。
もし、年収の3分の1以上の借り入れがあるのであれば、2010年以前つまり貸金業法改正以前からの借り入れが考えられ、
金利が利息制限法以上になっていることも十分に考えられます。
その場合にはおまとめをするよりも先に、過払い金の返還請求を行い正当な借入残高にする必要があります。
それでも総量規制の対象ではないおまとめローンが用意されている理由は何でしょうか。
そもそも年収の3分の1の範囲での借入となった場合、
総量規制の上限に達することのないように慎重に融資限度額が決定されています。
大きな金額を借り入れることは難しいということです。
消費者金融のおまとめローンの金利は?
実は消費者金融のおまとめローンは決して低い金利ではありません。
むしろ金利だけを確認してみると通常のキャッシングと大差がないことがわかります。
おまとめローンの金利は、「現在の適用金利の平均を上回らない金利」になります。
現在の適用金利の確認等があるため事前に金利を知ることはできません。
ただし、利息制限法があるためその上限金利を超えない金利が適用されます。
基本は来店契約
おまとめローンは大きな金額を扱うことも理由の一つになりますが
申し込みにはインターネットのみでの対応はしていません。
借金が減ると勘違いしないで
複数者の借入金額を1社にまとめたとしても、元金が減るわけではありません。
減らせるのはこれから支払う予定になっていた「将来利息」です。
現在18.0%で借入をしていれば、新しい借換え先が15.0%の場合に今後支払うはずだった利息が軽減されることになります。
消費者金融のおまとめローンは「まず一本化をする」ことを目的としています。
極端に利息が下がることはありません。