個人事業主が納める税金は多い
実は各位申告の時期がもっとも「個人事業主と融資」の関係が濃くなる時期でもあります。
予定外の出費となる納税との関係です。
毎年確定申告にはe-TAXではなく税務署に足を運んでいますが、
この時期になるとあちらこちらから、納税に対する驚きの声が上がっています。
その理由は大きく2つ。
「そんなに高いと思わなかった」
「そんなに早いと思わなかった」
ココは覚えておこう!
個人事業主は所得税、消費税、住民税、個人事業税ですが
それぞれを都度に申告するものではありません。
確定申告さえ正しく完了していれば別途申請をする必要はありません。
気をつけなければならないのは「所得税」と「消費税」です。
納税通知書が届くわけではないため、必ず納付期限を確認しましょう。
「住民税」と「個人事業税」は地方税となるため住まいのある地方自治体から納税額と納付方法についての通知が届きます。
つまり、
①確定申告を正しく行う
②所得税と消費税は通知がないため自分で納付
③個人事業税と住民税は納付額と納付方法が記載された通知が届いてから対応
最も難しい資金繰り
売上が高ければそれだけ収入になるのかといえばそうではないのが個人事業主です。
売上-経費=所得となるため
売上が高くても経費が抑えられていれば所得が高く納税額も大きくなります。
難しいバランスになりますが、資金繰りを調整できれば安心ができる軌道に乗れるはずです。
確定申告を無事に終了したとき、個人事業主には安堵がこみ上げます。
融資を受けることがマイナスばかりではありません。
資金繰りを安定させるための方法のひとつとして「融資を受ける」ことも必要になるかもしれません。
事業主が受けられる助成金についても解説しています。