カードローン完済と解約はイコールではない!?解約しなければ借入件数としてカウントされる?
消費者金融や銀行カードローン、完済すれば完了ではありません。
契約続行中、その仕組みを解説していきましょう。
ココは覚えておこう!
消費者金融や銀行カードローン、そこには契約があります。
審査によって決まった融資限度額の範囲を自由に借り入れができる、その契約です。
融資限度額が30万円あり、10万円を借りているのであれば20万円が借入可能な金額としてのこります。
完済をしても融資限度額30万円のうち、借入残高が0円になっているだけであり30万円は借入可能な金額です。
その借入可能な金額は、しばらく借入をしていなかったとしてもいつでも自由に借り入れができる枠です。
完済したら解約する?
完済をして解約を連絡すると消費者金融や銀行カードローンからこのように言われます。
「借入残高が0円であれば金利もかからず利息も発生しない。
万が一のために解約しないでいると安心ですよ。」
確かにその通りです。
キャッシングに申し込みをしたときのことを思い出してみても、
申し込み→審査→契約→融資
この一連の流れは簡単ではなかったことが思い浮かばれます。
また新たに申し込みをするよりも、万が一のためにカードはそのまま持っているということも方法の一つになるでしょう。
ちょっと待って!解約したほうが良い場合もある!
解約したほうが良い場合、これには3つのポイントがあります。
①おまとめローンをこれから利用する
②借入と返済を繰り返し完済は難しいものだった
③今後借入をする予定がない
これらの場合には、借入残高が0円でも解約をしたほうがメリットが大きくなる傾向があります。
解説していきましょう。
①おまとめローンをこれから利用する
これからおまとめローンを利用する場合、事前に借入件数を整理することも考えなくてはなりません。
審査対策として非常に有効な手段です。
このときに、単に完済しただけでは借入件数が減ったことにはならないため、
完済をして借入件数を整理する必要があります。
②借入と返済を繰り返し完済は難しいものだった
この完済までに長い道のりであり、借入や返済をして時間がかかってしまった場合。
お金を借りるという行為が自分にはあっていなかったと感じることもあったのではないでしょうか。
キャッシングは計画を立てて借入や返済をすると決して怖いものではありません。
しかしお金を借りることに向いていなかったと感じたのであれば
今後借金に苦しむ可能性も無きにしも非ず。
解約をしてキャッシングができない状況にすることも今後の対策になるでしょう。
③今後借入をする予定がない
今後しばらくキャッシングの予定がない、
それならば思い切って解約も検討しましょう。
借入件数として個人信用情報機関でカウントされている以上、これからのローンの契約などに影響をすることも考えられます。
特に住宅ローンなど大きな融資を考えているのであればキャッシングは解約することが審査対策になるでしょう。
解約は電話で連絡
解約をするときには面倒な手続きはありません。
消費者金融や、銀行カードローンに電話連絡をして解約することを伝えます。
解約の理由等を聞かれることはありますが「今後使う予定はない」で問題ありません。
面倒な手続きはなく「カードをハサミなどで切ってください」と伝えられて完了です。
意外なほど簡単で拍子抜けするかもしれませんが
これで解約が完了します。