ネットを使った個人という新しい事業が増えている
法人の設立をせず、個人で事業を営むことをさす、それが個人事業です。
商売を営むことをは楽しいことばかりではありません。
しかしつらいことばかりでもありません。
夢を形にした個人の事業だからこそ、
収入と支出という基盤がしっかりと築かれていることで安心できる営業ができるでしょう。
ココは覚えておこう!
絶対に借りない現金主義、それができれば苦労はありません。
賢い借り方、返し方を知っておくことで営業が開店しやすくなることもまた事実です。
実は近年、個人事業主の方からの質問相談を多く頂戴しています。
税理士等と契約をしている、それが支えになっていない方も多いのは事実です。
個人事業主だからこそお金の仕組みを理解しておかなくてはなりません。
借りることはマイナス、
そうではないということを学んでいきましょう。
近年個人事業主が増えてきている理由
個人事業主の開業については改めてご紹介しますが、
近年、個人事業を開業する新たな層が増えています。
その理由にあるのは「インターネット」です。
統計局の調査によると労働力の人口の推移は
男性が16万人の減少、女性は23万人の増加となっています。
一方非労働力人口とされる65歳以上も72万人が増加しています。
女性の働き手が多くなり、65歳以上もまた増えています。
就業状態別の人口を2013年度版でみてみましょう。
非労働力人口、完全失業者の割合が大きく感じられますが
実はその全てが「働いていない」わけではありません。
個人販売で収益を出している方も多くなっているという事実があります。
現在、個人のアイデア、技術、創作には未知なるものがあります。
例えばハンドメイド市場一つとってもそうです。
手作り品の販売は個人がネットショップやネットショップモールを活用して販売をしていますが一つの大きなブランドともなっています。
そしてその多くが「在宅の主婦」や「定年退職をした世代」が支えています。
個人事業の開業の目安
■年間所得が38万円を超える場合は個人事業の開業
■副業でも年間所得が20万円を超える場合は個人事業の開業を検討
→所得=収入-経費
損をする?得をする?所得税の納付
個人事業の場合には収入-経費=所得です。
その所得に対して課税があり、所得税の納付額が決まります。
金融機関からの融資が受けづらい?
これから個人事業を始める場合、これまでの実績がないため金融機関からの融資を受けることは難しい場合も少なくありません。
しかし、創業を支援するローンも銀行によっては用意されています。
事業を始めるにあたって大きな問題となるのが運転資金です。
その資金繰りが成功するかどうかは、事業の将来を決める大きな軸になるでしょう。