年齢別平均年収はどのくらい?本当に貯蓄はあるの?
毎年のように平均貯蓄額がメディアで紹介されています。
世帯の平均貯蓄額は1,300万円とも言われている時代ですが、果たして本当にそれほどの貯蓄ができるほど収入があるのでしょうか。
ココは覚えておこう!
平均給与が300万円を超す、とはいわれているものの、年代別に分けてみるとソコには大きな違いがあります。
こちらは2014年度の平均年収です。
当然のことながら20歳の若者と、59歳では大きな差があります。
平均年収が300万円というのはどうやら参考になるべき数字ではないようです。
また、38歳という働き盛りの年齢について詳しくみてみましょう。
平均年収は496万円となっていますが、実際にはどのようになっているのでしょうか。
38歳全体の様子をみてみましょう。
こうしてみてみると確かに突出して多いのは400万円~500万円未満です。
平均年収が496万円となっているためちょうど合致しています。
ただしその100万円ほど下の層も非常に多くなっていることもわかります。
それでは男性と女性ではどのようにちがいがあるでしょうか。
男性と女性では大きく収入に違いがあります。
男性の平均年収は528万円。
女性の平均年収は400万円です。
特に注目したいのは女性の平均年収の中でも300万円未満が21%もいることです。
300万円未満となっていますがその中でも実は大半が130万円未満になっています。
女性に課せられた年収の壁
このラインまでなら税金がかからない、という壁があります。
配偶者控除にするために「年収103万円を超えない」ようにしている方も多いでしょう。
また将来の年金をも左右する「年収130万円の壁」もあります。
年収が高ければよい、そうとは言い切れない現実もあります。
さまざまな年齢、性別などによる年収の違い、そして控除される税金もあります。
損をしない働き方を見つけなければならない時代なのかもしれません。