消費者金融と銀行カードローンの状況に合わせた賢い選び方
一般的に私たちが「キャッシングをする」「お金を借りる」となれば思い浮かぶのは消費者金融か銀行カードローンでしょう。
しかし万能なカードローンはありません。
現在の状況、借りたい金額、借りたい日、さまざまな条件によって適切なカードローンを決めていかなくてはなりません。
一度決めたらソコがメイン
消費者金融であれ、銀行カードローンであれ、
一度使い始めればそこがメインのカードローンになります。
使い勝手が悪かった、金利が高いことが利息への負担につながっているなど、実際に使い始めれば気になる欠点が出てくることがあります。
A社を利用していたのをB社に乗り換えたいと思うこともありえます。
しかし、借換えは簡単なものではなくすでに借入先がある場合審査に良い影響を与えないこともあるため「これから選ぶカードローンがベストであること」を目標にしましょう。
書き出してみよう!
今、お金を借りることにどのような理由があり、どのような希望があるのかを書き出します。
・必要な金額
・お金が必要な日
・毎月返済に回せる金額
・持っている銀行口座
・他社からの借入状況
たったこれだけと思うかもしれません。
しかし「消費者金融にするのか」「銀行カードローンにするのか」という選択肢で考えると
今知りたい情報はこれだけです。
必要な金額
金額が大きくなればなるほど消費者金融での借入は難しくなります。
20万円程度を目安として、それ以下であれば「消費者金融」、それ以上であれば「銀行カードローン」を検討しましょう。
消費者金融は少額キャッシングを専門としています。
それは審査だけではなく、実際に使ってみると金利による大きな利息の負担を感じることになるでしょう。
少額であれば金利がたとえ18.0%でも利息は気になるほど高額になるものではありません。
お金が必要な日
もし、今日お金が必要なのであれば銀行カードローンは難しい選択です。
銀行カードローンでも即日融資は可能ですが、(三井住友銀行カードローンやバンクイックなど)今日借りるためにはどうしても来店が必要になります。
消費者金融であれば申し込みを完結する時間にも寄りますが、多くの場合平日14時程度までに申し込みを完結させることができれば振込キャッシングによる即日融資も可能です。
数日以内に必要であれば消費者金融、1週間ほどの猶予はある場合には銀行カードローンでも対応ができます。
毎月返済に回せる金額
消費者金融は一般的に返済額がそれほど高くはありませんが低くもありません。
10万円の借入で4,000円~5,000円の返済額が相場です。
一方で銀行カードローンは返済額に大きな違いがあります。
例えばバンクイックであれば10万円の借入で返済額は2,000円、三井住友銀行カードローンでは10万円借入時で1万円の返済額です。
持っている銀行口座
持っている銀行口座がキャッシングに活躍することも少なくありません。
例えば銀行カードローンであれば「申し込みには口座開設は不要」となっているものの、返済に口座引落を利用する場合にはその銀行の口座が必要になることも少なくありません。
他社からの借入状況
消費者金融でも銀行カードローンでも、他社からの借入件数、借入金額は審査に良い影響を与えません。
しかし、消費者金融には総量規制があります。
他消費者金融からの借入金額によっては消費者金融での借入はできない場合もあります。
別ページにて詳しく消費者金融と銀行カードローンそれぞれの特徴を説明してまいりますが、
まずは「借りたい金額」と「借りたい日」そして「毎月用意できる返済額」で考えてみましょう。