体験談:高額すぎたエステの料金
エステサロン、脱毛サロン、さらにはリラクゼーションサロンなど、
エステにかかわるサロンは非常に多くなりました。
実は今回の体験談は、キレイを求めた結果の借金。
非常に多い体験談であり、誰にでも起こりえることです。
エステに大金をつぎ込んでしまいました
脱毛エステに通うことにしましたが、金額が大きくエステが用意する分割払いを利用することにしました。
金額は45万円、到底一括で支払える金額ではなかっただけに分割ができることにまずは一安心してしまい、詳しい内容を聞かないままだったというのは大きな失敗だったと思っています。
すでにエステは終了しています。
ところがまだエステ代金の分割払いは残っています。
よくよく見てみると適用されている金利が高く、利息として支払っている金額が多いことに気がつきました。
あと数回程度の支払いで終わりますが、契約時にローンについてよく調べておくべきだったと後悔しています。
エステにかかわらず、ディーラーでの自動車購入や電化製品の購入など、店や企業が用意するローンを利用したために詳細を知らなかったというのは「あるある」です。
何を確認しなければならなかったのでしょうか。
脱毛エステにはいくらかかる?
全身脱毛エステにはいくらかかっているのでしょうか。
このようなデータがあります。
全身脱毛にいくらをかけたのか、という統計です。
最も多いのは10万円~20万円になりますが、30万円以上も多くなっています。
一括で支払うにはいずれも困難なものになりますが、ローン契約が主流になっていることもまたおわかりになるでしょう。
現在は一括前払いとして自身のクレジットカードで支払う方も多くなってはいます。
しかし、分割払いを扱う信販会社も企業やチェーン店との提携によって大きな顧客確保が課題となっているために、まだまだ用意されたローンの利用は少なくありません。
エステが用意するローン金利は15%~18%が一般的
脱毛サロンやエステが用意するローンは金利が15.0%、もしくは18.0%が一般的です。
消費者金融と変わりがない金利。
そのように考えると金利が高いことがわかるでしょう。
それだけではありません。
毎月均等額を支払うため、エステの支払いはリボ払いです。
長期化し、利息が膨れ上がります。
その理由は返済額を調整できないから。
30万円を18.0%で月に1万円ずつ支払い(リボ払い)をすることと、
30万円を18.0%で残高に応じて返済額が変わる残高スライドリボルビング方式にして返済額を調整できるのでは大きな違いがあります。
もちろん金利にも注目しなくてはなりません。
例えば30万円を借り入れるのであれば適用金利は調べることができます。
大手銀行カードローンで比較をしてみましょう。
つまり、30万円の借り入れであれば三井住友銀行カードローンなら12.0%~14.5%、
三菱東京UFJ銀行カードローンバンクイックなら12.6%~14.6%で借り入れができます。
三井住友銀行カードローンの詳細はこちら
三菱東京UFJ銀行カードローンバンクイックの詳細はこちら
意外と知らないクーリングオフ
脱毛サロン、エステサロンで大きなトラブルとなる一つにクーリングオフがあります。
どのような販売だったのか、ネット、電話、訪問などによってクーリングオフの適用が異なります。
脱毛や痩身などのエステで、期間が1カ月、契約代金が5万円を超える契約については
「特定継続的役務提供」に該当し、店舗で契約を結んでいても、法定書面を受け取った日から8日間がクーリング・オフができます。
整理してみましょう。
①1ヶ月以上の期間を契約している
②料金は5万円超
③契約書面を受け取った日を1日目として8日以内
これが脱毛サロンでのクーリングオフです。
ただし電話や対面など口頭で伝えることには意味がありません。
正式に残る形として書面で通知します。
特定記録郵便、もしくは簡易書留で郵送します。
書面には忘れずに記載しなければならない事項があります。
タイトル 通知書
①次の契約を解除することを通知します。
②契約年月日
③商品名
④契約金額
⑤販売会社(会社名、営業所名、担当者名)
⑥クレジット会社の会社名
⑦支払った代金○○円を返金し、商品を引き取ってください。
⑧発信日
⑨自分の氏名
断りきれずに契約をしてしまった、現在もまだ後を経たない事例です。
ローンを支払ってまで利用するべきものではなかったと感じたのであれば、
契約をしたその帰り道でもかまいません。
クーリングオフを利用することはできます。