バンクイックで絶対失敗しない返済方法を考える
バンクイックのメリットといえばなんでしょうか。
安心のメガバンク、即日融資、ATM利用手数料無料、返済額が低い。
ざっと挙げただけでもこれだけが思い浮かびます。
バンクイックの利用で注意したいのは、実は大きなメリットともなっている返済額です。
ここで失敗をしてしまえば大きなメリットのはずの返済額に苦しめられることになります。
ちょっと待って!返済額は低ければいいの?
少額の借り入れであればバンクイックは返済額はカードローン業界でも最安です。
例えば10万円の借り入れで消費者金融であれば最低返済額4,000円~5,000円です。
銀行カードローンになると幅があり、高いところでは10,000円の返済額になります。
それではバンクイックの返済額をみてみましょう。
10万円以下の借り入れであれば返済額は2,000円です。
ただし、覚えておいてもらいたいのは2,000円が返済額ではなく「最低返済額」である、ということです。
最低返済額とは?
最低限支払わなければならない返済額、それが最低返済額です。
それ以上返済をすることは自由であり、返済額は最低返済額以上で調整ができます。
返済額の違いは何の違い?
返済額が少ないこと、これは決してメリットばかりではありません。
例えば10万円を2千円ずつ返済することと、1万円ずつ返済することではどうでしょうか。
単純計算でも2千円の返済であれば50回、1万円ずつなら10回の返済になります。
これで返済回数、つまり返済期間が違うことがわかりました。
ただし、10万円の借り入れで10万円を返せば良いというものではありません。
そこには金利があり、利息が加算されています。
利息=借入残高×金利÷年間日数×利用日数
注目したいのは利用日数。
なぜなら「1日分の利息を利用日数分支払う」ことになるからです。
つまり、利用期間(返済期間)が長ければ長いほどにその日数分の利息を支払わなくてはなりません。
それでは今度は、実際にシミュレーションしてみましょう。
※バンクイックの金利は10万円借り入れ時では14.6%になります。
10万円を金利14.6%で借り入れ、2,000円ずつ返済をした場合
10万円を金利14.6%で10,000円ずつ返済した場合
大きな違いとなったのは「返済回数」と「利息支払い総額」です。
利息には47,683円もの違いが出てきました。
返済額を少なくすることは決してメリットばかりではありません。
それでは返済額が小さいことをどのように活用すればよいのでしょうか。
最低返済額が小さいバンクイックの活用方法
最低返済額が小さいこと、それがバンクイックのメリットではありません。
返済額を調整できることこそバンクイックのメリットです。
例えば毎月1万円の返済を行い、どうしても返済が難しいときには最低返済額でもよいでしょう。
臨機応変に対応できることによって、バンクイックの返済は滞りなく行うことができるはずです。
返済額が高ければ、用意が難しいときに「遅延」の可能性が出てきます。
無理をして生活に支障をきたすことも考えられるでしょう。
返済額を調整しながら無理のない返済を臨機応変に行えること。
それがバンクイックのメリットです。
債務整理を行っても税金は残る
借金が生活を困窮させ、返済ができない状況に陥ったとき、選択肢は2つに分かれます。
借金の一本化、もしくは債務整理。
借金に苦しんでいる人はどのくらい?
株式会社日本信用機構(JICC)の統計によると、債務がある人口はこのようになっています。
JICCに登録している貸金業者は984社になりますが、加盟していない貸金業者も含めると実際には6000社を超します。
そのため、実際にはこれ以上の数字になるということは前提としてください。
登録している情報は1910万人となりますが、現在債務がある人つまり、残高ありの方は1127万人です。
単純計算をしても日本の人口の11人に1人、そしてキャッシングができる年齢となる成人になると9人に1人が借り入れがあるということがわかります。
この中でも注目したいのは異動情報384万人です。
異動情報とは、ブラックに値する情報です。
債務整理を選択する場合、多くの方は異動情報が記録されている状態にあるでしょう。
つまり、3ヶ月以上の返済の遅れ、代位弁済などです。
債務整理は最後の手段です。
安易に利用できる手続きではありません。
ただし、借金に困窮しているのか、それは借り入れ件数や借入金額だけにかかわることではありません。
JICCではこのようなデータを公開しています。
一見すると5件以上の借り入れ件数があれば借金地獄に陥っている、1件なら問題ないと感じられるかもしれません。
しかし実際には1件の返済でも困窮している方もいれば
借り入れ件数4件で明らかに多重債務が懸念される状況であっても問題なく計画的に返済ができている方もいます。
税金は債務整理に影響されない
残念ながら債務整理を行っても遅延した税金が消えることはありません。
税金の支払いは義務です。
日本国憲法第30条
「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」
債務整理をしても税金に影響はありません。
できることは唯一、これまでの遅延損害金を免除してもらうことだけです。
遅れてしまった税金も支払わなくてはなりません。
遅延損害金の支払いの免除も、債務整理をしただけでは行われないため、
市町村区役所の担当窓口に相談をしなくてはなりません。
急な出費事例:小学校入学費用
小学校、中学校、高校、大学。
幼稚園や保育園とは違い、学校へ通うためにはさまざまな準備が必要になります。
初めての学校、それが小学校です。
子供はもちろんのこと、親も知らないことだらけというのはお金にかかわることでも同じことです。
ココは覚えておこう!
入学費用もかからない、授業料もかからない、
小学校入学にはランドセルを用意すればよい。
そう考えてはいませんか?
そんなことはありません。
思いのほか多くの出費があることは覚えておかなくてはなりません。
例えば事前に購入しなければならないものにはどのようなものがあるのでしょうか。
大きなものだけでもこれだけ用意しなくてはなりません。
特に大きな金額となるのは、ランドセル。
大手ランドセルメーカーが発表した人気価格帯をみてみましょう。
非常に高額になることがわかります。
もちろん、ランドセルは必須のため事前に計画を練っていたはずです。
実はランドセル購入者の7割が祖父母、というデータもあります。
それでは各家庭で用意しなければならない高額なものにはなにがあるでしょうか。
次に体操着、服装にかかわるもの。
学校指定の体操着は、半そで短パン、長袖長ズボンの2セット購入が一般的です。
費用は半そで短パンのセットが5千円前後、長袖長ズボンのセットは1万5千円~2万円程度もかかります。
ここまでの金額がかかるとは考えていなかった、という方は多いのではないでしょうか。
学校指定ジャージ以外にも用意しなければ体育の授業を回転しきれない状況になるでしょう。
そこで必要になるのが自由ジャージです。
これもまた数千円~1万円程度と幅広いものの大きな金額がかかる項目でもあります。
増えてきた細かな規定
さまざまな事件事故、大小かかわらずですが、何かが起きるたびに学校の規定は変わります。
例えばこんな事例があります。
■ランドセルをおろすときにマフラーが引っかかり、首が苦しくなり咳き込んだ。
→学校全体でマフラーの禁止
■廊下に黒っぽいゴムがこすれたような痕跡があった
→中ズックは裏が白のものに統一
■えんぴつの芯で床が汚れた
→机の上から転がらないように丸いえんぴつの禁止
何かがあるたびに、規定が変わります。
白い靴下でなければならない、白いタイツでなければならない、
靴の裏は白、えんぴつは六角形、
ジーンズの禁止、スカートの禁止。
校則として記載されているわけではないものの、学校全体として規制していること、
または担任の先生によって決められていることなどさまざまです。
そのため、用意したものでは規定外となり買いなおす必要があったということも少ないことではありません。
小学校入学、それは多くの方にとって予想外の出費を重ねるときでもあります。
準備をいかに万端にしていても想定外のことがおこるものです。
体験談「学生時代、計画性のないキャッシングの恐怖を知りませんでした」
学生でも利用可。
消費者金融はもちろんのこと、銀行カードローンでも「アルバイトをしている学生の借入先」は豊富にあります。
中でも学生ローンは「在学中の学生」を対象としたローンであり、学生の借入先として都内では主流となっています。
さて、今回はそんな学生時代のキャッシングによって大きな困難を経験した方の体験談です。
ギャンブルにのめりこんでしまいました。
大学時代、初めてパチンコに訪れたのは友人に誘われたときのことです。
今思えばあれがビギナーズラック。
やり方もよくわからないまままわしたパチンコで、突然に画面が騒ぎ始め
何かあるかもしれないという予感とともに大当たりをしました。
このたった一回の大当たりから、パチンコは簡単、すぐにお金が入る、俺は勝てる。
だって初めてのパチンコで大当たりしたのだから、という
当時はそれがはっきりとした根拠となりパチンコに通う毎日が始まりました。
パチンコに通い始めると、何かしらのイベントがあることがわかり、
当たる確率の高い日を逃すことの悔しさと、
良い台を他の人に回される不快さから、
朝から並ばなければもったいない、元が取れないと思うようになりました。
もちろん大学も通わなければならないのですが、それ以上に「朝から並んで良い台を確保すること」が欠かしてはならないことと感じて
気がつけば
パチンコのために早起きをして
大学にも通わず
時間があればパチンコの情報収集をしてデータを集めた気になっていました。
つまり一日の大半をパチンコに費やすようになりました。
当時、気がつかなかったことが不思議ですが、
トータルをすると確実に大きく負けています。
ところが時折小さく勝ち、時折大きく勝ちます。
その「勝ち」があるからこそパチンコをやめることができませんでした。
気がつけばお金を借りてまでパチンコをする毎日。
学生ローンから始まり、消費者金融からもキャッシングをするようになり、
返済をしなければならない日が近づくとパチンコに賭ける、そんな毎日です。
これがある日、終わりを迎えます。
借りることができなくなりました。
いつものATMから引き出せなくなっていたのです。
返済をしなければ借りられないのだとそのときになって初めて気がつきました。
返済をしなければならない、
借金まみれになっている、
督促の電話がかかってくる、
毎日その恐怖におびえるようになりました。
親からも友人からも借金をしており、頼りになるところはもうありません。
アルバイトを始め、今、少しずつですが返済を始めています。
もうこんな思いはしたくない、それだけです。
今回体験を語ってくださった方は、返済をしています。
現在もまだ学生ですが、これから就職活動も控えておりそれまでには借金の完済をし泣ければならないと感じているとのことでした。
学生がキャッシングできるのは
原則として収入がある20歳以上であれば誰でもキャッシングができます。
つまりそれが学生であっても主婦であっても何も問題はないということです。
アルバイトをしており20歳以上ならば学生もキャッシングができます。
消費者金融、銀行カードローン、学生ローンなどさまざまなキャッシング先があります。
キャッシングに不慣れ
一番恐ろしいことは、学生は「お金を借りることに慣れていない」ということです。
キャッシングをしたことのない学生は、お金を借りる仕組みについて理解していないことも少なくありません。
そのため計画を立てることの重要性を感じていないでしょう。
返済シミュレーションを活用する
大手消費者金融、メガバンクでは利用する前に試すことができる返済シミュレーションがあります。
ここでプロミスの返済シミュレーションをみてみましょう。
プロミス公式ホームページの中に返済シミュレーションがあります。
ここは無料で誰でも利用ができるオンラインツールです。
返済の計画を立てるために必要なシミュレーションができます。
毎月の返済額をシミュレーションする
3つの項目を入力します。
①借り入れたい金額を入力します。
②いつまでに返済をしたいのか、その期間を入力します。
③適用利率を入力しますが金利は審査後でなければわからないため上限金利を入力します。
ここでは10万円を1年で返済するとして試してみましょう。
シミュレーション実行をクリックすると次の画面にかわります。
これがシミュレーションの結果です。
①毎月の返済額
10万円を金利17.8%で12ヶ月間借り入れたときの毎月の返済額がシミュレーションされました。
次に②返済計画の詳細を見るからさらに詳しいシミュレーションを確認します。
返済をするごとにどれだけの利息を支払うのか、そして元金として充当される金額はいくらになるのかがわかります。
①返済総額
②利息支払い総額
10万円の借り入れに対しておよそ1万円の利息がついています。
利息の計算方法はこちら
計画を立てないことは非常に危険です。
学生のうちに借金に終われるようなことになっては、学生生活はもちろんのこと
今後社会人になってからもなお返済に終われることになります。
どのように返済をしていかなければならないのか、
十分に計画を立てるところからキャッシングは始まります。
プロミス利用者に聞いた!ここが良かった!悪かった!
公式ホームページを見ればプロミスがどのような消費者金融なのかがよくわかります。
何度も問い合わせをしているので、詳しいところも十分知っています。
しかし、実際に利用をしている方にとってプロミスを選んでよかった点、悪かった点はどこにあるのでしょうか。
いつもは相談を受けている側ですが、今回は利用者に質問をしながらメリットデメリットを探ってみました。
プロミス利用者を質問で攻める
Q:今回プロミスではいくらの借り入れをしたのでしょうか。
A:20万円の融資限度額が決まりましたが必要な金額が5万円だったためそれだけを借りました。すぐに返済をするつもりです。
Q:30日間無利息を使ったキャッシングの予定ですか?
A:そうです、無駄なお金は払いたくないと思っています。
プロミスには30日間無利息があります。
・プロミスの契約がはじめてであること
・Eメールアドレスを登録すること
・WEB明細を選択すること
この3つの条件だけで初めての借り入れから30日間、無利息期間となります。
つまり、この間に完済をすると金利は0%、利息は0円ということです。
必要最低限の金額に抑えた
融資限度額が20万円と決定しながら、必要な金額である5万円だけを借り入れ、
30日間無利息の期間内に完済の予定。
申し分のない理想的な使い方です。
融資限度額が決められると必要以上のお金を借りがちですが、こちらの利用者は堅実な使い方をしています。
Q:申し込みから借り入れまでにはどのくらいの時間がかかりましたか。
A:インターネットから申し込みをしましたが、1時間かからずに審査結果がわかりました。振り込みキャッシングですぐに借り入れができたので1時間ほどしかかかっていないと思います。
プロミスの公式ホームページには最短30分と審査時間が記載されています。
実際の利用者の声を聞いてみると30分~1時間ほどかかる傾向にあるため参考になる時間です。
Q:プロミスに決めた理由を教えてください。
A:やはり30日間無利息があることと、持っている銀行口座がジャパンネット銀行だったので便利になると思いました。
プロミスでは振り込みキャッシングがより便利になる方法があります。
■三井住友銀行口座
■ジャパンネット銀行口座
このいずれかを振り込みキャッシングの受け取り口座にすると、振り込みキャッシングが24時間対応に変わります。
そのほか各カードローンによってメリットのある銀行口座には違いがあるため確認しましょう。
Q:プロミスのココが悪かった、という点があったら教えてください。
A:無利息期間内に返済ができそうなので金利も気になりません。大きなお金が必要なときには金利を考えても使うことはないと思いますが、少しのキャッシングだったのでデメリットはなかったと感じています。
借り入れの段階で30日間無利息を使い完済する計画を立てていたことを考えても
金利についてよく検討してのことでしょう。
少額キャッシングであれば上限金利17.8%が適用されてもさほどの心配は要りません。
ただし大きな金額になるとその金利は利息の大きな負担としてのしかかるため
プロミスは少額キャッシング時にはデメリットは少ないと考えることができそうです。
Q:プロミスにして良かったと感じていることはありますか?
A:大手にした良かった、これが一番です。ジャパンネット銀行口座を使ったのですぐに借り入れができましたし、大手だからだとは思いますがコールセンターの対応が非常に良かった。初めてキャッシングをしましたが不安なく借り入れることができました。
実はプロミスの利用者のうち、使い勝手やサービスの質以上に評価が高いのはコールセンターの対応です。
利用者の不安を解消するために非常に親切な対応が評判を集めています。
堅実な使い方、賢い使い方をマスターできれば少額キャッシングでやはり最も人気の高いのは
プロミスだといえるでしょう。
こちらにプロミスの詳細を紹介しています。
返済が難しいときの家計見直し、第1位は保険
返済が困難になっている、もしくは負担になっている。
そう感じている方は多いのではないでしょうか。
こちらで返済を見直すためには家計の見直しも必要とお伝えしました。
この記事に対する質問を頂戴いたしましたので詳しく解説をしてまいります。
家計見直しの代表格、生命保険
さまざまな生命保険があります。
死亡保障、入院保障などどこに重点を置くのかによっても違いがありますが、
保険料、保障内容なども考えなければならず加入するときには非常に難しい選択でもあります。
また、加入するときと同様に悩ませられるのは「見直し」です。
保険見直しのきっかけとなるのはどのようなことがあるのでしょうか。
保険見直しのきっかけとは
例えば5年、10年と長い年月が過ぎていくと家庭の環境は変わっていきます。
子供が成長し、成人する。
結婚をして家族が増える。
単身になった。
仕事が変わり怪我の可能性が減った。
年齢が上がり病気のリスクが高くなった。
さまざまな環境の変化があるでしょう。
果たして、これまでの保険で対応ができるのか、それは見直しのきっかけの一つにもなっています。
ただし、最も多い見直しのきっかけは「保険料」です。
万が一に備えるものであり、くるかこないかはっきりとしないその万が一のために
毎月高額な保険料を支払う。
そこに疑問を感じている方は少なくはありません。
特にローンの返済をしている方にとって、返済額を捻出するために家計を見直すことは必要な項目になるでしょう。
保険加入率は非常に高い
日本国内において生命保険の加入率は非常に高くなっています。
世帯での加入状況についてみてみましょう。
9割以上の世帯が何らかの生命保険に加入しています。
死亡保険金も高額ではありますが、最も注目したいのは加入件数です。
世帯で4件もの生命保険に加入しています。
さらに詳しくみてみましょう。
世帯主と妻に限ってみても、一人当たり2件ほどの保険に加入しています。
これが見直しのきっかけでもあります。
重点をおきたい内容が含まれた保険1社に変えること、それによって保険料の見直しには大きく役立つことはけっして少ないことではありません。
また世帯で見たときの年間払い込み料は41.6千円。
つまりひと月にすると約3万5千円です。
ローンなどの返済があるとき、この金額を変えることができれば返済額確保には大きく貢献するでしょう。
それでは1件の保険にはどれほどの金額を支払っているのか、データを見てみましょう。
1件当たりつきに2万円以内に抑えている家庭が多いことがわかります。
ただし「1件の保険に2万円」と考えると、一つの世帯での平均加入件数が4件となっているため
大きな金額を支払っている可能性も考えられます。
また、保険料は多くの場合口座引落で支払いをしています。
現金を渡すものとは違い口座から自動的に引き落としになるため金額の把握ができていないという方も多いのではないでしょうか。
返済計画を立て直す
毎月の返済額を確保するために家計の見直しは必須です。
返済額の確保ができる状況になれば、また返済計画を見直してみましょう。
キャッシングは賢く利用すれば便利なもの、
しかし計画が崩れたときにはすぐに見直し、立て直しをしましょう。
相談「保険に入っていないのに事故を起こしたのでお金を借りたい」
非常に深刻な相談でしたが、ありえないことではないようです。
大きな事故というほどではなく大事には至りませんでしたが、
金銭面では大きなダメージを受けたそうです。
自賠責保険だけで事故を起こした
車を売ることになり、遠くまで車を運転していきました。
売りに行くだけだからと出発前に自動車保険を解約したのが運の尽きでしたが事故を起こしてしまいました。
お互いに大きな怪我はありませんでしたが、相手の車を修理しなくてはならず
借りなければ対応できない状況です。
任意保険に加入していなければこのような状況になりかねません。
自賠責保険について詳しくご存じない方も多いのではないでしょうか。
「自賠責に入っているから」というのは任意保険に入らない理由になりません。
こちらをご覧ください。
後遺障害の程度とは、
神経系統、精神、胸腹部臓器に著しい障害を残して介護が必要な場合
・常時介護:4,000万円(第1級)
・随時介護:3,000万円(第2級)
それ以外の後遺障害の場合は
・75万円(第14級)~3,000万円(第1級)
また、相手の身体にかかわる損害の補償であり、
相手の車、物、自分の体、物は自賠責保険の対象ではありません。
さらに決められた補償額の上限を超えた場合には自己負担になります。
現在、自動車保険の加入率は高いといえません。
任意保険でしか補償されていない損害があります。
今回のように、お互いに怪我がなく、しかし車は大きくは損してしまった場合、
自賠責保険では対応することができません。
Q:今回は自賠責保険だけということで保険の利用ができません。借り入れによってまかないたいということでしたが、いくらほど考えていますか?
A:相手の車両が壊れてしまったのと同時に、レッカー移動、代車など費用がかかり総額で200万円ほどになるといわれました。
恐ろしいのは車同士の事故の場合、車の修理だけでは終わらないということです。
レッカー移動の費用、代車費用がかかります。
任意保険ではそれらにも対応ができますが、今回のように自賠責のみの場合には全て自己負担です。
被害者が保険を利用する場合もある
実は過失割合が10対0で、加害者が任意保険に加入していなかった場合。
被害者は、「車両無過失事故にかかわる特約」がつけられていれば等級が下がることなく保険を使える可能性があります。
今回は全額負担しなければならないということでした。
悔やんでも仕方がありません、支払いについて考えなくてはならないでしょう。
目的別ローンは使えない?
目的がはっきりとしている多目的ローン、フリーローンは金利が一桁台と非常に低く
返済がしやすいローンとして人気があります。
そこで果たして「事故の費用として使いたい」という理由が通るのでしょうか。
実は車の修理費用として活用することもできます。
ただし、自分名義の車を修理する場合に限られる傾向があります。
多目的ローンは現金を手にするのではなく、支払先に銀行が振込みによって支払いを行います。
事故で相手の車を修理するために多目的ローンを利用することは難しいと考えたほうが良いでしょう。
大きな金額であれば銀行カードローンでも金利が低く設定されています。
資金使途は「事業性融資以外自由」となっているため、事故の費用として活用することもできます。
今回は任意保険に加入するべき理由の代表的な例とも言える相談でした。
改めて任意保険の重要性を痛感します。
オリックス銀行カードローンについて詳しくはこちら
三井住友銀行カードローンについて詳しくはこちら
バンクイックについて詳しくはこちら